樹脂製エジェクター(インジェクター)

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樹脂製エジェクター(インジェクター)

樹脂製エジェクター(インジェクター)
樹脂製につき軽量、ローコスト
■ボディ材質は耐食性に優れるPP及びPVDFを採用
■80種以上のモデルをラインナップ
■異流体のミキシング用途でも使用可

仕様

【対応流体】
液体・気体

【ワンポイント概要】
ボディ材質:PP、PVDF
最高使用圧力:1.0MPa(PP)、1.3MPa(PVDF)
最高使用温度:65℃(PP)、93℃(PVDF)

接続 IN(入口)OUT(出口) テーパおねじ
SUCTION(吸込) タケノコ又はテーパおねじ
チェックバルブ 有 or 無(吸込口)
ボディ材質 PP(ガラス入)or PVDF
最高使用圧力
(at.20℃)
PP 1.0MPa / PVDF1.3MPa
備考 ■PVDF仕様はFDA(米国食品医療局)認可材料で構成
■各シリーズによって製作仕様が異なります。
  詳細は各仕様ページをご確認ください。
■樹脂製につき配管施工時は取扱にご注意ください

用途

■液体とガスor液体の混合液製造(オゾン+水=オゾン水発生装置など)
■電気が使用できない環境での加圧液体の搬送(防爆・屋外)
■電動ポンプが不向きな流体でのポンプの代替用途(腐食性流体・高寿命化)

原理

1.加圧液体を一次側に供給すると入口内部の(チャンバー)ノズルに導かれます。
2.加圧液体はノズルで絞られ流速が増加し、ディフューザーに流入します。
3.流速が増加したことで圧力が低下(ベルヌーイの定理)し吸込口の流体が流入します。(真空が発生)
4.流入した吸込口の流体は一次側の流体と共に二次側に放出される。

エジェクターは圧力差を利用した電気的動力及び稼働部が無い一種のポンプです

構成及び選定注意事項


<選定注意事項>
■1. エジェクター作動には必ず差圧が必要となります。
    入口圧力P1 出口圧力P2 差圧ΔP 差圧割合A%
    P1-P2=ΔP  (常にP1>P2の関係であること)
    ΔP/P1×100=A%
     A=20%以上の場合、直接配管が可能
     A=20%未満の場合、ブースターポンプ等で昇圧が必要
■2. 特性表をご用意していますので、ご使用の圧力、流量の条件から選定してください。
    ※記載の特性表は代表値となります。配管条件、環境等によって値は変動します。
■3. 主流量は吸込口を流れる流量よりも多い必要があります。
    ※メインラインから分岐(バイパス)させて使用するのが一般的です。
■4. エジェクターの配管姿勢は水平又は垂直を推奨します。
    ※垂直の場合、二次側(流れ方向)を下から上向きにしてください。
    ※下向きの場合は35kPa~70kPaの背圧が必要です。
■5. 安定した吸込状態を維持するには出口側の配管内が満水状態か
    又は何らかの抵抗を設け背圧を与える必要があります。
■6. エジェクターへの配管接続は同口径又はそれ以上の口径のものを選択願います。
また、ボディは樹脂製につき、配管接続時は配管応力等ストレスを受けないよう配管施工願います。

配管・取付設置例及び外形寸法


株式会社IBS

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